皆様、
菊みかんをご存じでしょうか?
夏場に雨が少なかったり
猛暑だったりして
極端に樹が水分ストレスを受けると
果実の下の方の皮が
凸凹になります。
その凸凹の模様が
菊の花に似ていることから
菊みかんといわれるようになりました。
つまりこの
下の方の皮が凸凹しているみかんは
水分の少ない環境で育った証でもあります。
柑橘は水分が多い環境で育つと
糖度が上がらず水っぽい味になるので、
この凸凹ができた菊みかんは
一般的に味が濃いという特徴があります。
そして今年のはるみは全体的に
下の方を中心に凸凹しております。
夏場に相当ストレスを受けたのでしょう(;・∀・)
菊みかんでなく菊はるみ…
そんな今年のはるみ
ぜひどうぞ…(^^♪
※皮の厚い清見やしらぬいには
この現象は見られません
※果実の上の方の果皮が凸凹するのは
浮き皮と呼ばれるもので
逆に水分を急にたくさん吸収したときに
おこる現象で別物です。